薬学部に進学して薬剤師免許を取得すれば、薬剤師としての就職活動ができます。
調剤薬局、ドラッグストア、企業の研究職、新薬の開発、病院など、活躍の場は非常に広いです。
また、医療や薬学は景気に左右されにくく、不況の影響を受けにくいのが薬剤師の強みと言えます。

近年は、薬剤師の役割が今までと大きく変わりつつあります。
セルフ・メディケーションの考え方に基づき、患者さんに詳しい説明をするために病院が薬剤師を雇用するケースが増えています。
薬剤師としての仕事のほかにも、薬学部出身者は医療情報提供者（MR）、製薬会社、研究機関での研究・開発職をはじめとして、食品産業、化学工業など幅広い分野に進出しています。
また、厚生労働省の麻薬捜査官（麻薬Gメン）の多くは薬学部出身者です。

薬剤師は資格仕事ですから、どの都道府県にも需要があります。
地元を離れて都会で働きたい！Uターン・Iターンしたい！という場合も大丈夫。
全国どこでも働けるのが薬剤師の強みです。
子育てを数年して現場を離れている方でもすぐに就職が出来ますし、国内旅行をしてその土地が気に入ったらそこで働く…なんてことも可能です。
就職先によっては引っ越し費用も負担してくれます。