「不登校・通信制高校」の体験談
不登校からの薬学部合格!
そしていま、僕は家庭教師として子どもたちに向き合っています
ゲームとスマホ漬けだった僕の中学時代
- 中学のとき病気で入院して、授業についていけなくなって学校に行けなくなりました。
家でスマホとゲームばかりの生活。
心配した親が塾に通わせてくれましたが、塾でもひたすらゲームしてました。
そのうち塾に行こうとするとお腹が痛くなるようになって、塾も辞めて…。
高校は通信制を選びました。 受験勉強に挑戦するも…塾にはなじめなかった
- 高3になり進路を考えないといけなくて。「このままじゃまずい」と思い、受験用の塾へ。
でも、違和感がすごかったです。
「周りは頭の良い子ばかり。自分はここにいていいのか?」って。
自分と周りを比べては落ち込み、
週3回通塾・月12万円の重圧も感じて、結局そこも辞めました。 友達の紹介で出会った「成績110番」
- 大学進学は諦めたくない。でも、通信制高校のサポートだけでは正直厳しい。
そんなとき、友人が紹介してくれたのが、成績110番でした。
担当の先生は、大学生で気さくなタイプの人で。
最初は1日0分だった勉強時間が、毎日コツコツ、机に向かえるようになっていきました。 家の中の空気が、やわらかくなった
- 家庭教師が来るようになってから、親との会話が増えたんです。
「先生がこう言ってたね」とか、共通の話題ができて。
家の中の空気が、なんていうかふわっと明るくなっていくのを感じました。
それまでは僕がいつもピリピリして。親も気を遣っていたと思います。
ある日、父親が「お前、無理するなよ。よく頑張ってるな」って言ってくれたことがあって。
「うわ、今俺頑張れてるんだ」って。胸がいっぱいになったのを覚えています。 薬学部合格の瞬間、あふれた涙
- スマホで合格発表の画面を開くと、受験番号がそこにありました。
「受かってた!……はぁーーーー」
力が一気に抜けました。親は泣いていましたね。
塾ではいつも“勉強の話だけ”でしたが、成績110番ではメンタル面を本当に支えてもらったと思っています。
なぜかわからないけど、僕が落ち込んでいるのを察してくれて。
何も言ってないのにセンターの方から「どうした?」と声をかけてもらえたりして。
あれが、本当にありがたかったです。 今度は“教える側”に。自分がもらったように
- 大学では薬学を学びましたが、自分自身の経験をきっかけに臨床心理士の道にも興味を持ち、大学院に進学しました。
そして今は、成績110番の家庭教師として、子どもたちと向き合っています。
ここに出会わなければ、僕はたぶん、全部をあきらめていました。
だから今度は、僕が
「大丈夫。君も変われるよ」と、
伝えられる大人になりたいと思っています。
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